【え?まさかあの人が…】
しつこくつきまとわれたり、誹謗中傷されたりする迷惑行為のひとつ「ストーカー行為」。
元彼氏など、かつては愛していた者同士の恋愛のもつれがきっかけになるイメージが根強いはず。
若さゆえの抑えられない衝動なのか…など、20代の学生や若年層などの問題…と捉えられがちでしょう。
ところが驚いたことに、ここ数年は70代や80代の方など、高齢者によるストーカー事件も珍しくありません。
ここでは周りの人も驚きを隠せないような、何の前触れもなく豹変してしまった、あるシニア男性が引き起こしたニュースを紹介します。
異性とのコミュニケーションは取れていますか?
①きっかけは些細なことなのに…
とある一流企業の役員として、地位も名誉もある独身男性(74)は若い頃から仕事一筋。
結婚も恋愛も「できない」のではなく、「忙しいから」「必要ない」というポリシー。
当然、婚活パーティーなんて「暇でモテない男性が行くところ」などと決めつけていた。
ある日、彼の部下である女性(52)から「実は主人とうまくいっていない」と相談された。
それから何度か親身になって話を聞いていくうちに、この男性が恋心を抱くように…
②高齢男性が一気に豹変する?
ところがその後、女性は夫との関係が修復。普通なら、喜ばしいこと。
信頼する上司の的確なアドバイスがきっかけになったと心から感謝する女性。
もちろん男性の恋心など微塵も知らない。
そして、ご主人との仲が円満になったことを告げると、驚いたことに男性の態度が豹変した。
「別れるかもしれないというのは嘘なのか?」
「私が相談にのったあの時間は何だったのか?」
③異性との触れ合いに慣れていないシニアたち
そして、その突然の豹変ぶりに怯えた女性は、体調を崩し、やがて会社を休みがちに。
連絡が取れなくなった70代独身男性は、さらに、女性の愛娘の職場に匿名で電話をかけ始めた。
「●●の母親はあばずれだ」などと連日吹聴したため、女性は退職覚悟で警察に助けを求めた。
すぐに男性は警察から口頭注意を受けるも
「私の何がいけないのか?」と全く理解できないそう。
自分でも気づかない…最悪の結果になる前に! |
今の若者は仕事が第一という人よりも、趣味や友人を優先するなど自分の世界を持っている人が多い傾向です。 ところが、専門家によると、60代・70代と歳を重ねていくほど、価値観が偏っていて柔軟性がない人が多いそう。 地位や名誉があるシニア世代ほど、受験戦争を経て企業戦士として定年まで会社の為に働く…ということが当たり前という考えが一般的。 そして、シニアストーカーの加害者は、なぜか圧倒的に男性が多いそう。 そのため、独身のシニア男性はとにかく異性と同じ空間でコミュニケーションを取ることが重要です。 前途の豹変した男性のようにならないよう、短い時間でもいいので多くの異性と会話を楽しむことが大切です。 それでも不安な方は「結婚相談所」 に一度相談するのも良いでしょう。 |