「男がそんなにチャラチャラするもんじゃない!」
シニア婚活を始めるにあたって、さまざまな不安や心配なことが増えてくるでしょう。
その点、常日頃から些細なことを友人とおしゃべりし合う女性は比較的安心。
やはり男性の場合、繊細でデリケートな悩みほど、なかなか周りの人に聞けないと良く耳にします。
特に今どきの若い男性のように、外見やおしゃれに気を使う時代ではなく、「男がそんなにチャラチャラするもんじゃない!」という風に言われ育ってきたシニア世代の男性ならなおさらのこと。
でもせっかく婚活を始めたのなら、ちょっとでも自分の印象をよく見せたい、変わりたい…そんなおしゃれに前向きなポジティブシニアの方のための、恋愛と結婚のさまざまな悩み相談を紹介していきます。
老眼鏡の男性って女性から見てどうなんですか? (50代男性)
私は現在54歳ですが、同年代の知人などに比べると、絶対的に若く見られます。
前妻がひと回り以上年下だった…というのも影響があるのかもしれません。
白髪もあまりなく、野菜中心の食生活のおかげか、髪の毛もツヤツヤふさふさで、毎月床屋ですいてもらっているほどです。
ゴルフやスノボ、バイクなど、体を動かすことが好きで、太ったこともなくお腹も出ていません。
そんな私が、唯一「老い」を感じるのが「老眼」です。
もともと視力が良かったので「見える」ことが当たり前だったのに、昨年あたりからゴルフのスコアが見えなかったり、ラインの文字を打ち間違えたりと、よく聞く「老眼」の症状が出てきました。
先日、初めて「シニア向け婚活パーティー」に参加したのですが、やはり困りました。
最初に自分のプロフィールを記入するカードのようなものがあるのですが、大きく書いてある文字ならなんとか見えるのですが、注意事項的なものはまったく見えない。
カバンの中には、一応老眼鏡も入っていたのですが「私は年寄りなんです」と堂々宣言をしている気がして、どうしても出せませんでした。
その後、そのカードを交換しながら参加女性と次々話をしていくのですが、カードを見ても一瞬で読み取れず、いらいらしてしまうので、結局は相手のカードも見ないで話しをしていきました。
「見えなかった」ということが原因ではありませんが、結果的にその日はカップルにはなることがありませんでしたが、果たして、その時「老眼鏡」を出した方が良かったのでしょうか?
「老いの象徴」のような老眼鏡には抵抗があります。
せっかく若く見られていても、これによって女性は落胆しないでしょうか?

安心してください。おそらく女性は落胆しません。
54歳なら、年相応というよりひょっとすると軽度なほうではないでしょうか。
多くの方が40代を迎えるころから「あれ?」という感覚になると聞くので、50代ならほとんどの方が経験済のはず。
そのため、シニアの婚活パーティーに参加するときは、ぜひ堂々と老眼鏡を使ってください。
老眼鏡の呼び名も「シニアグラス」や「リーディンググラス」などと言われ、フレームタイプやデザインも年々、洗練されたものが増えています。
海外セレブに人気の「クリックリーダー」や日本が誇る「SABAE」などの人気ブランドもおすすめ。
また、近年では「メガネ男子萌え」などと言われるように、メガネをかけた男性にドキッとする女性も実は多いようです。
「冷静に物事が判断できそう」「真摯に仕事をこなしそう」「スマートにリードしてくれそう」「つけたり外したりする動作がセクシー」…シニア女性からも、そんなイメージがあるようなので、逆に質問者様のように老眼鏡が必要な方は、モテアイテムとして使ってみてはいかがでしょうか。
また、婚活パーティーの一部主催側でも、シニア向けの婚活パーティーの際は「プロフィールカード」もさり気なく大きな文字にしているようなので、問い合わせてみると良いでしょう。
もう一点、今よりも老眼を進行させないことも大切です。
老眼は加齢だけではなく、生活習慣、特に食生活が大きく関わっていると言われています。
中でも、「抗酸化物質」は老眼予防にも非常に効果的で、老眼の発症を遅らせる事ができるのでは?と言われています。
そして、最も良いとされる栄養素が「ルテイン」です。
ルテインが多く含まれている食品はセロリ、ケール、パセリ、ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜なので、積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。